奇跡（大げさな(^^;）

　広沢タダシは、前々から気になるアーティストだった。でも、それはCDやカラオケで歌われるのを聞いて、「いい曲だなー」ってくらい。だから、今回ライブで見られるのを、ものすごく楽しみにしていた。一緒に行ったMっぺこちゃん、Pるさん、Aつおくんの3人は、みんなタダシライブ経験者で、特にMっぺこちゃんとPるさんはファン度が高いもよう。
　　前のライブのときは、バックバンドが急ごしらえだったのか、息が合ってなくて微妙だったと聞き、ちょっと心配になるが、幕が上がってみれば、そこにはタダシのみ。うわ、細っ。AIRのくるちゃんも華奢だったけど、彼も相当だわ。

　そして、歌が始まる…。
　
　色っぽい歌声に引き込まれる。
　切ない歌詞が身体に染み込む。
　絶妙なテクニックのギターワーク。
　軽妙でとぼけたMC。

　CDじゃ、全然彼の魅力を表現しきれてなかった。

　最近、よく曲を作っているようで、いくつか披露してくれた。そのうちの「流れ星が消えるまでに」という曲が、ほんとに素敵な曲で、胸がつまりそうになった。某氏はもっと感極まって、涙ぐんでいたらしい(^^)

　ライブ後、このあとの森広隆にはそれほど興味がないので（ごめんなさい）、ホール外に移動してドリンクタイム。今のライブについて、ちょこちょこ話をする。Mっぺこちゃん、明らかに「後はもういいや」な感じになってるし（笑）。
　それでも少しは聞いて行くかと、後ろのほうで見ていたところ、誰かが脇を通ろうとして、私の右足の踵につまずいた。とっさに「すみません」と謝って顔を見ると、「あれ？　広沢タダシ!?」　森氏のライブを客席で見るつもりらしい。
　Pるさんにも見てもらい、本人と確信したところで、Mっぺこちゃんに伝えたら、彼のいる方向へと、フラフラとついて行ってしまった(^^;　
　
　森氏のライブが終わり、タダシが出てきた。そして、そのまま、物販スペースに留まっているではないか。またもや、後をついて出てきたMっぺこちゃんに「何か、お話した？」って聞いてみると、手をふって「そんなそんな、とんでもない」。どうやら、ファン過ぎて近付けないらしい。かわいいな〜(^^)
　で、私が一緒に引っ張っていってあげることに。
　「『流れ星が消えるまでに』がすっごくよかったです」と私が伝えると、「1回しか言ってないのに、よく覚えてたねぇ」って(^^;　いやー、好きだわ、こういうノリ。

　その後、Pるさんと、Mっぺこちゃんは買ったCDにサインもしてもらい、ご満悦。みんなに聞くと、今まで、物販に本人がいるようなことはなかったらしい。初めてライブ見て、話もできたなんて、すごいかも♪

　ということで、また機会があったら、ぜひ行くつもり。